冬と言えばニット！ニットファッションを存分に楽しめる季節でもあります。ここぞとばかりにお気に入りのニットをガンガン着まわしている方も多いのでは？
すると、誰もがぶち当たる現象が発生。もう100％って言ってもいいくらいです。
毛玉（ピリング）ができます。
毛玉を取る知恵は様々あり、わたしも試してみましたがどれもイマイチ（これについても後述します）。この毛玉は、毛玉取り機で取るのが最も早くて確実でしたので、紹介したいと思います。
毛玉のついたお洋服は、清潔感がないですよね。しっかり対策しましょう！
毛玉ってどうしてできるの？
ニットに限らず、毛玉ってできますよね。衣類が繊維でできている限り、毛玉はつきものです。
毛玉のできる仕組みは、摩擦が原因です。
生活していると、必ず擦り合ってしまいますよね。腕の付け根、お尻部分などは、特に摩擦が起きやすい部分です。その摩擦によって、繊維の毛足が毛羽立ちます。そのまま摩擦を続けると、毛足同士が絡まり合って、毛玉となるんだそうです。
完全に、摩擦が原因。
けれども、生活するうえで予防のしようがないのも事実。洗濯でも摩擦が起き、毛玉を作る原因となります。お洗濯時にできる限り予防するためには、ちゃんとネットに入れることが大切です。
毛玉をきちんと取る方法
気を遣ってもできてしまう毛玉。もはや生きている限り逃れられません。
できてしまった毛玉は、小まめに毛玉取り機で取り除いてあげることで生まれ変わります。
根元からカットするのが基本
上で毛玉のできる仕組みについて書きましたが、毛羽立った繊維が絡まって毛玉となるので、処理する際に再び毛羽立たせてはいけません。
ニットセーターにできた大きな毛玉を引っ張ってちぎり取る方がいますが、あれはNGです。ひっぱって毛玉を取ると、繊維が伸びて表面が再び毛羽だちます。毛玉を繰り返す原因になってしまいます。
正しい方法と言うのは、根本からカットすること。大きな毛玉なんかは、ハサミで切り取ってしまえばいいです。
食器用スポンジを使う
毛玉取りはご家庭にある食器洗浄用のスポンジを使う方法もあるようです。やり方は、スポンジの硬い部分で衣類を擦る。これで毛玉が取れるといいます。
この方法を試してみたのですが、全くと言っていいほど取れませんでした。おそらく、表面にふわふわと浮いてるタイプの毛玉は取れるんじゃないかと思います。
しかし、頑固な毛玉には全然効果がありませんでした。
T字カミソリを使う
Ｔ字剃刀を使う方法もあります。Ｔ字カミソリで、衣類を撫でるだけ。自分の手足の毛を剃るみたいに。
毛玉をきちんとカットできますが、何しろ時間がかかるし、難しい。部分的な毛玉取りにおすすめです。
毛玉取り機が効果的で簡単
ポツポツとできてしまう小さな毛玉は、量も多いしサイズ的にハサミでカットするのが難しい。そんな時は、やっぱり毛玉取り機が便利です。
ガーっと毛玉取り機をかければ、小さな毛玉も比較的きれいに除去できます。
毛玉取り機、あるいは毛玉クリーナーという名称でいろいろ販売されています。
わたしは使いまくっていて、衣類にはもちろんなんですが、絨毯の毛玉も取ってみました！毛玉で汚くなってた絨毯がよみがえりました。絨毯の頑固な毛玉も取れるなんて、良い仕事してくれます。
充電式と交流式（コンセントさしたまま使うタイプ）をこれまで使いましたが、交流式のほうが使いやすいです！
充電式はコードレスだから使いやすいかな…と思ってたんですが、充電がなくなってくるとパワーが落ちるんですよね。使いたいときに使えないプチストレス。
意外に見落としがちな靴下の毛玉取りにもおすすめですよ。
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毛玉のできやすい素材
毛玉ができやすい素材としては、天然繊維+化学繊維の混紡品が有名。天然素材って、シルクやウール、綿などのことですね。化学繊維は、アクリルやポリエステルなどです。
天然の繊維は、毛玉になっても自然と取れやすい。けれども、化学繊維が混じると、毛足が絡み合った際にがっちり強固に絡んでしまって自然には取れません。
毛玉のできにくい繊維というのはつまり、正確に言うと、毛足が絡み合っても自然にぽろっと取れてしまうものを言います。つまり、天然（動物）繊維です。ウール、カシミア、アンゴラなど。これらの製品は割といいお値段で高級感がありますが、毛玉ができにくいという点でもメリットがあるのですね。
また、最近は「アンチピリング」という製法で、毛玉のできにくい衣類も販売していますよ。
毛玉を取って、清潔感アップ
毛玉って実は冬物ニットだけに限ったものではないんですよね。Tシャツ、靴下なども毛玉になりがちです。
デート中、大好きな恋人のお洋服に毛玉が……とか、靴を脱いだら靴下が毛玉だらけ……とか、本当に悲しくなってしまいます。
毛玉があるだけで、せっかくのおしゃれが台無しですし、清潔感がなくなってしまいますのでご注意ください！
毛玉取り機より、衣類に優しいケア方法をこちらで紹介しています▼
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