寝苦しい、夏の夜……熱い体、熱い寝具……エアコンつけっぱなしにもしたくないし、どうにかほてった体を冷まし、安眠する方法はないだろうか?
って長年あれこれアイテムを使ってみたわたしです。
塩のマット!これ最強でした。そう寝苦しくない時期に使ってしまうと、身体が冷えて眠れないほど。
エアコン使いたくない!電気代節約したい!そんなあなたにおすすめの塩マット。今日はその魅力を紹介です。
あなたも塩の魔法にかかる!
塩が体を冷やす?!
とろこで、熱帯夜って具体的に何度以上なんだろうとぐぐってみたところ、夜間の最低気温が25度以上の夜を指すそうですね。
熱帯夜はエアコンを使うのですが、温度設定ってなかなか難しいんですよね……冷えすぎたり、あるいは冷却が足りなかったり。
あと、熱帯夜ではないけど6月~7月の夜って、微妙に寝苦しかったり。エアコン使うほどじゃないけども……暑さ対策をしたいって思う季節。
そんな時に買ったのがこちらです。
こちらね、塩が入った敷きパッドなのですよ。塩ですよ塩。塩にそんな利用方法があったとは……!
ジェルのひんやり感を使ったクール敷きパッドなんかはよくあると思いますが……こちらは「アイスソルト」を仕様したマットです。
すげー画期的!と思ったのが、冷却効果が持続する、ということ。
こんな実験結果がありました。
- ジェルパット使用時では90分後に+3.5度の体温
- アイスソルト使用の塩マットでは、+1度
- 夏用の接触冷感パッドは、そっこー温度が上がってしまうという結果
この冷たさの持続は期待大。なんて思って購入したのですよ。ということで、使用感をご紹介します。
塩の冷却マット「ソルティクーラー」の特徴
聞きなれない、塩マットとは、どんなものでしょうか?まずは、その特徴をお伝えします。
とにかく重い
さて、私はネット通販で購入しましたので、宅配で届きましたー。すぐ届けてくれました。
大きさはそんなでもないけれども、この1メートルもない筒状の物体がなぜか重い!いや、重いとウワサには聞いていたけれども……本当に重いっていうね。塩ってこんなに重いのか。
こんなパッケージに入っています。
そんで中身。おまけで枕用の小さい冷却マットも付いてきました~!右側ね。
これね、取り出して廊下で撮影してるんですけど、ちょっとマジで重かったです。
狭い一人暮らし室内の廊下で取り出すのは難儀だった…… ちなみに、ベッド用のは縦に折りたたんだ状態。
※2018年6月には、軽量化を重ねた末に5.1キロ(Mサイズ)になったそうです。わたしのものより軽くなってるんではないかな!
折りたためるから部分使いができる
この商品の良いところって、縦と横に折りたたみの線が入っているところなんですよね。
広げると、女性一人なら肩からふくらはぎ付近までカバーする大きさなんですけど、半分に折って足元だけ冷やすとかもできるんですよね~
体全体を冷やすと寒いという方、ほてった足元だけ冷やしたい方にも使いやすい工夫がされています◎
ベッドに敷いてみる
誰も手伝ってくれる人がいないため、孤独に室内まで運びこんでベッドに広げてみる。
お色はターコイズとかボーダーかわいいなぁと思ったんだけど、インテリアの邪魔をしない、無難なブラウンにしました。シックというか、見方によってはださい…… が、人に見せるわけではないのでいいのです!
ついでに枕の上にも乗せてみました~!枕用の冷却マットは、ゴムバンドがついていて枕に固定できるようになってるんですけど、私は巨大枕を使っているため、ゴムバンドの長さがちょっと足りなかった……!
通常の枕を使用している方は大丈夫だと思います。
暑さ対策寝具としての効果
これまで、孟宗竹のシーツ、接触冷感のクールパットなどを試してきたわたしですが、効果は桁違い。
6月末に使ってみた感想
届いたのが6月末でしたので、別に寝苦しくもないがさっそく使用してみました。
そしたらね。
こりゃあ風邪ひくわ、っていうか、ヘタしたら凍死するわ……と生命の危機を感じましたので、早々にベッドから取り除いてしまいました。
この塩入り敷きパッド、寝た感じはちょっと硬め。決して柔らかいとは言いにくいけれども、そんなに寝心地には左右されないと思います。
そして、横になるとひんやり。肌触りも悪くない。良くもないけど。
すると……みるみるうちに体温が奪われていくのがわかるのです。そんで私は3分でギブでした。カップラーメンができるかできないかくらい。
これはね、寝苦しくもない夜には使うべきではない。絶対に。そういうわけで、寝苦しい夜になるまでしばし封印しました。
7月夏本番で使用!
梅雨が明け、ぐんぐん気温が上昇した7月下旬に使用開始しました。いい感じに寝苦しくなった夜に、今度は一晩しっかりと使用。
6月に感じた凍死の恐怖とはもはや無縁!
まず、ほてった体にひんやり冷たい感触。寝付くまでひんやり感は持続しました。もちろん途中目覚めることなく朝までぐっすり。朝になると背中の下は熱を持っていましたね。
私は睡眠が浅くて、暑いと本当に眠れない・夜中に何度も目を覚ます人間なのですが、とりあえず、猛暑と呼ばれる前まではこの冷却マット+扇風機でなんなく眠れました。
注意したいポイントもあります。
- マットは硬め
- 吸湿性はない
塩のマットなのでやはり硬めだし、塩の液漏れを防ぐためのがっちり二重構造の表面素材のため、吸湿性なしのため、寝汗には対応できません。
そういった意味で、起きがけは快適とはいかないけれども…(背中がぐっしょりっていうことでは全くないです)。
熱帯夜ではどうか
7月末から8月にかけては熱帯夜の連続ですよね。関東以南はその後も熱帯夜が続く。
日中の気温も35度を超え、もちろん夜間の温度も下がらない。エアコンを消して寝るのはちょっと無理だな、と思い、エアコンはドライ設定。ドライだと私は暑くて夜中何度も目を覚ましてしまう。
エアコンドライ&冷却マット&扇風機微風。これで寝てみました。
まず、マットのひんやり感はばっちりです。寝付くまでちゃんと持続する。入眠はOK。
早朝に目を覚ますことがあります。目を覚ますと、背中の下がすごく熱い。少し汗でべたついてる。塩が温まったんだ!!!なんて感じです。さすがに5時間はクール感持続しないですね。
ただ、寝返りを打つことですぐに解決。温まっていない部分は外気温度に関係なく冷たいままなので、そこへちょっと移動してほてった部分を冷やせばまたすぐ眠れました。
さすがに、外気30度越えの中8時間も体を冷やし続けるなんてことはできませんでした。
ですが、確実に体温を下げてくれるアイテムであることはわかりました。
威力まとめ
涼しい夜
- 冷たさを感じる
- 寒くて逆に眠れない
やや寝苦しい夜
- 塩マット1つで快眠
- 朝方、身体が冷えすぎないよう注意
どうしようもない熱帯夜
- 入眠はできる
- 寝汗を吸収しないので、背中ぐっしょり
- 5時間もすれば塩は温まってしまう
- 寝返りにより、位置を変えればOK
熱帯夜にこの冷却マット1つで眠るのは辛いと思います。エアコンで少し温度を下げるか、扇風機を併用したほうが良いと思います。
熱帯夜以外なら、エアコンなしでも冷却マットで快適に入眠&睡眠維持できると思いました!夏の暑さ対策の寝具として、わたしの中で一番のアイテムでした。
check! ソルティクーラー クール敷きパッド 80×150cm M
年によって、販売カラーが違うようです。2018年は、ブルー×ボタニカル柄一択のようですね!
わたしが購入した年は、8月時点で完売していました。毎年売れ筋のようですので、早めの購入が良いと思います。
購入から3年経過していますが、寝苦しい季節になるとお世話になっています◎
3年後の悲劇と対策も記事にしましたのでどうぞ。
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