断捨離、という考え方が世間で流行り、ミニマリストというシンプルな生活スタイルにあこがれるアラサーアラフォーが増えている今日この頃ですね!
部屋を圧迫しているものの1つに、「洋服」があります。洋服を捨てるには、勇気がいりますよね。
かつて「大がかりな断捨離」をして、大きな効果を経験したわたしですが、時間が経つとまた増えてきてしまう洋服について、いかに捨てるかということについてお話します。
断捨で大きな効果を実感できます。そのために、洋服を捨てるたった1つの単純な方法もご紹介します。
洋服を捨てられなくて困っている方、これを読めばもう怖くない!
服を捨てる勇気
服を捨てるって、勇気がいる作業なんですよね……
傷みがあるけど愛着のあるお洋服、買ったはいいもののあまり着る機会がないお洋服……どういう基準で捨てたらいいの?なんて思うわけです。
でもね、お洋服が多いことで、損をしていることもあると気づきました。みなさん、気づいてますか?
服を断捨離すべき理由
洋服が多いと、メリットがある。それは、コーディネイトの幅が広がること。これを大事にしたければ、無理して断捨離する必要はありません。今すぐこのページを閉じましょう。
洋服が多いデメリットは、「着るものに迷う」ということ。
その日着る洋服をゆっくり選んだり、どうコーディネイトしようか毎日ワクワクできるなら別。大学生ならまだしも、普通に働いていたり子育てしていたりすると、そんな余裕もない。そもそも、コーディネイトのバリエーションにこだわりたいですか?
服を断捨離すると、自分の「スタイル」が定着し、毎朝アレコレ無駄に考えることもなくなります。手元に残った、限られた大切な服をキレイに着まわせば良いのです。
「持たないおしゃれ」については、こちらの本が参考になります。
着ないのに「捨てられない」特徴
- 高かった
- 思い出がある
- 好みのデザイン
- 痩せたら、着る
- 「いつか着るかも」
着ていないのに、捨てられない洋服。以上のような理由で取っておいてしまいがちですよね。
値段=価値ではない
洋服の価値は値段ではありません。「あなたにとっての価値」が重要です。
高かったから捨てられない、という思考は禁止です。着ていないのなら、クローゼットスペースをただ消費しているだけ。賃貸なら、「家賃を無駄にしている」と言うことになります。
何らかの理由で着てないであれば、高かった割に、あなたにとって価値はないんじゃないでしょうか?
脱「物への執着」
思い出の詰まった服であったり、好みのデザインの服であったりして、活用できていないのに捨てられないのだとしたら、それは単に「執着」しているだけ。
なぜ執着する必要があるのでしょうか。執着は、しがらみになるだけです。
どうしても残しておきたい、と思うのであれば、「写真」としてデータに残しておけば良いです。そして捨ててしまいましょう。写真があれば、いつでも思い立った時に、思い出や自分の「好き」なものにアクセスできます。
「いつか」はいらない。新たに買い直せばいい
痩せたら着る、いつか着る。この思考も捨てましょう。
タラレバや「いつか」は、自分の今後の人生にやって来るとは限りません。もしその時が来たら、また買い直せばいいんです。
「いつか」がやって来た時に、その服は流行遅れの古いデザインとなっていることが大半です。
断捨離のたった1つの絶大な効果
服を捨てる前に、断捨離の効果について知っておきましょう。服を捨てる勇気が持てます。
断捨離とは
wikiから引用してみます。
人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え方、生き方、処世術である。単なる「片づけ」や「整理整頓」とは一線を引くという。
引用元:wiki 断捨離
ただ物を捨てるってのが「断捨離」ってわけではないのです!ここ、勘違いしている方多いんじゃないかな?
もうね、精神論なわけですよ。それも、意識して行うことで、ものすっごい気分がよくなる。経験済みです。
「シンプルになる」ことが全て
断捨離の大きな効果は、「シンプルになる」、これに尽きます。そしてこれ以外にない。
物がなくなれば、物理的にシンプルになるのは当たり前。しかし、部屋の中がすっきりシンプルになる、それだけじゃない。
身の回り、頭の中が雑然として、物や情報で膨れ上がって、人生の時間の使い方が複雑にこんがらがってしまっている場合、これがシンプルになる、と考えてみてください。
情報過多は、効率が悪くなる
例えば、一部屋に時計が5つあると考えてみてください。
「5つ時計がある」と記憶しているだけで、頭のメモリを食います。その位置を把握するのにもメモリを使っていますよね。そして、時間を確認する時にどの時計を見ようか、と判断・決断するのにも頭を使ってる。記憶や思考を伴うんですよね。無駄に。
時計、部屋に5つもいらないですよね?これは極端な例ですが、あればあるだけ便利と思うものでも、実は頭を無駄遣いしてる。
こうして、身の回りに物があふれていると、どれを使っていいか、どこに何があるか、常に頭をフル活用しなければならなくなる。
けど、身の回りをシンプルにすることで、頭の使い方もシンプルにできるんです。そうすれば、他の事柄に頭脳を使うことができるようになります。
時間に余裕ができる
シンプルになれば、時間にも余裕が生まれます。
部屋がシンプルになれば掃除が楽。使いたいものの場所がすぐにわかる。食器の数や衣類の数が減れば、どれを使おうか迷う時間もなくなる。
日々時間を浪費していた事柄がシンプルになることで、他のことに時間を使えるようになります。
大切なモノを大切にできる
生活がシンプルになると、今ある限られたものを大切にできるようになります。
多くのもの、多くの服があると、ほとんどを適当に扱ってしまいがち。全部を大切になんてできません。
しかし、大切なものだけを残したシンプルな生活になれば、1つ1つをきちんと大切にする心の余裕が生まれます。物も、人も、です。
新鮮な空気が入り込む
シンプルになることで、新たなモノが入り込む余地が生まれます。
再び物が増えてしまったら意味はないのですが、生活スタイルを変えるきっかけになったり、新しいことを始めたりできるようになる。
様々なことがシンプルになれば、余裕のできた頭には新たなアイディアが湧き出るし、新しい風が入ってきます。
断捨離は人生を豊かにする
シンプルになることで、様々なメリットが得られることがわかりましたね。
服を捨てることだけでも、上のようなメリットが生まれます。
服を選ぶ時間がかからなくなる。手持ちの服を大切にできる。そして、一度服の断捨離を行えば、「量より質」を重視できるようになります。上質な良い服を、たまに買い足す。結果、無駄遣いも減ります。
服を捨てるための簡単な1つの方法
まだ着られるんじゃない?ってか、まだ着るかも?いつか着るかも?!って、誰しも思うよ。
でも、服を捨てようと思ったら、次のことを試してみてください。
方法は「着てみる」こと
ふだん着ている服も、着ていない服も、とにかく全部、一つ一つ着てみましょう。そして改めて、次のことを確認してください。
- 着心地はどうか?
- 似合っているか?
- デザインが古くないか?
- 汚れ、ほつれ、毛玉はどうか?
- 着るシチュエーションを考えてみる
ふだん着ているものも、クローゼットにしまいっぱなしのものも、新しいものも古いものも、全部着て多くのものを比較することで、自然と必要か不要かをわけることができます。
着心地はどうか
ふだんよく着ている服って、着心地が良いものが多いと思います。だからこそ、頻繁に着ている。それと比べてみてください、あまり着ていない服を。
着心地が悪すぎることが原因で着ていないのなら、それはもう捨てましょう。着ることにストレスを感じなくてすみます。
似合っているか
今の自分に似合っているかどうかも重要。わたしたちは、確実に歳をとっています。去年は似合っていたのに、今年の自分にはなぜか似合わない…というのであれば、捨てましょう。
スカート丈も、少し短いだけで「あ、今の自分にはもうおかしい」と気付きます。色についても同じことが言えます。
着てみると、気に入っていたけどもう似合わない、ということは往々にしてあります。
デザインは古くないか
ファッションのトレンドは移り変わりが早いです。2~3年もすると、もう古いデザインになっていることがありますよね。
それに気づかずにとっておいてしまうことってよくある。けど、一度着てみて、鏡に映った自分を見てみてください。この服、ちょっとやぼったいかな、と思ったら捨て時です。
ファッションにはサイクルがあると言いますが、10年後にまたそれがトレンドになったとしても、確実にデザインの変化があります。10年前の服は、やはり10年前の服。微妙に、トレンドの形状は変わります。
汚れやほつれ、毛玉
これは、ヘビロテで大活躍している洋服にありがち。改めて、鏡の前で着用してみてください。
人から見た時に、衣類の傷みが意外に目立つことがわかったり、みすぼらしく見えていることに気付いたりします。
手にとっただけでは気付きにくかったことも、着用して鏡の前でくるくる動いて確認することで、他人からの見え方がわかります。
実はけっこう着古してんだな、と思ったら思い切って捨てましょう。
着るシチュエーションは?
いつ着るか、具体的な場面を想像してみてください。それが数年に一度あるかないかというのなら、捨ててしまいましょう。
ライフスタイルは年々変わっていきます。
例えば、ここぞという時の一張羅であっても、もう出番は早々ないよな、なんて時は捨てます。家庭に入って、もうオフィスで働くことはないな、と思ったら仕事着は捨ててしまいます。
着るシチュエーションを想像できなかったり、めったにないシチュエーションだったりした場合は、とっておく必要はありません。
今や、普段着さえもレンタルできる時代なので、必要な時がきたらレンタルしてしまえば良いです。
不安なら、今回は見送ってもいい
一度で完全に捨てるものを選らばなくても良いです。今回は捨てられなくても、次回捨てられるかもしれません。
定期的に、上記のやり方で見直せば、「あ、もう絶対にいらないヤツだ」となる日が来ます。
ただ、ある程度は、勇気をもって決断しましょう。じゃなければ、ほとんど捨てられずに終わってしまいます。
まだ着られるものは、売る
必要なものと不要なものを分けることができたら、あとは処分です。
もう捨てるしかないものは捨てるのが当然ですが、ほとんど着ていないものや傷みが少ないもの、高かったものについては、売ることで「手放す決断」ができる場合があります。
フリマアプリで売る
手間がかかるのが難点ですが、リサイクルショップに持っていくより確実に高い売値で取引ができるのがメリットです。
めんどくさくても、いつ売れるかわからなくても、それでも良い値で売りたい!という人にはおすすめ。
宅配買取で売る
まとめて一気に処分できるのが最大のメリットで、ハイブランド以外は買取価格に期待できません。ですが、ダンボールに詰めて送るだけなので、部屋が一気に片付いてストレスなし。処分してお小遣いが得られる感じです。
公式 思わずニッコリな買取価格!ファッション売るなら【古着買取王国】
先日こちらにお願いしましたが、スムーズに全商品値段つけていただきました。zaraも買い取ってくれ、感謝です。
服を捨てるタイミング
衣替えの時が最適です。一度おおがかりな洋服の断捨離ができた後は、このタイミングで見直すのがベストです。
例えば、これから夏服の出番だ!というタイミング。これまでの「春服」を、必要なもの不要なものにわけましょう。そして、これから出番のある「夏服」。上で説明したポイントで確認をしていけば、不要なものが出てくるはずです。1年寝かせておいた服なので、今年は必要ないな、と思えるものが出てきます。
捨てて、部屋も心もすっきり!
こうして捨ててみると、なんか、こんだけ使わないものがあったのだなぁなんて。意外にいらなかったんだよな、と思えます。
なくても困らない。そんな体験ができます。
物を減らすと、生活しやすくなる。ちゃんと、目が行き届くようになる。大切なものを大切にするために、断捨離はおすすめです。
アラサーアラフォーのみなさま、アラサーアラフォーじゃなくても!ぜひ挑戦してみてくださいね。
もったいない精神から解放されましょう◎
断捨離後は、服を増やさない心がけが必要です。どうしても買い足したくなってしまうあなたは、「【断捨離後】服を増やさないために「普段着をレンタルする」方法」を読んでみてください。
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