便利なフリマアプリですが、売り方や買い方に不安を抱いている方のために、できるだけ詳細を書いていきたいと思います!初めて利用する方の参考になれば…
それぞれのアプリ内にも簡単な説明がついています。が、なかなかイメージしにくい方もいらっしゃると思いますので、実際の経験からお伝えしますね。
- 使い方の全体的な流れ
- 売る時の詳細
- 買う時の詳細
- よくある疑問や注意点
こんな流れで進めていきますので、必要なカ所へ目次から飛んでいただければ便利です。
フリマアプリの使い方の流れ
それぞれアプリによって使い方は違うと思いますので、まず、全般的な流れを紹介。出品というとなんだか大変な気がしてしまうかもしれませんが、意外と簡単で気軽にできます。
- フリマアプリをインストール、登録
- プロフィール画面を作る
- 売買する(後半で詳しく紹介)
- 取引評価をして完了
簡単に、こんな流れになります。難しいことはなし!
ダウンロードしたら、必要事項を記入したり、プロフィールを作ったりしてみてください。はじめは、プロフィールは最小限でOKです!(なくても問題なし)
自分のページを作ったら、売られているものを見てみると良いです。カテゴリー別に眺めることもできるし、ピンポイントで欲しい商品を検索することができます。
個人の「売りたい!」「買いたい!」を支援するサービスとなっており、売りたい人と買いたい人をつないでくれます。取引は個人で行いますが、トラブルの内容によっては運営がサポートに入ってくれるので安心です(運営元によってサポートの質が違いますが)。
利用料は基本無料で、売る時に「販売手数料」として売り上げの数%を支払う必要がありますが、買う時に手数料はありません。
値付けを自由にできたり、値引きをお願いしたり、売買の自由度が高いサービスです。
詳しい売買の仕方は、次で見ていきましょう。
売り方編
フリマアプリで何か売ってみたい!となったら、売る手順をしっかり押さえましょう。
写真を用意しよう
出品するためには実物の写真が必要です。写真は、できるだけ実際の様子が伝わるよう撮ってください。
信用第一ですので、ありのままを写真にとってくださいね。
出品ページを作ろう
無事写真を用意できましたら、出品のページを作成しましょう。これは出品用のテンプレートに沿って記入していくだけです。
商品名には、ブランドがあればブランド名も書くと良いです(そのほうがクリックされやすい)。カテゴリも、適切なものを設定してください。
商品の状態は、正直に
商品の状態は、例えばメルカリを例にすると、「新品・未使用」「未使用に近い」「目立って傷や汚れなし」「やや傷や汚れあり」「全体的に状態が悪い」という段階があります。適切なものを選択してください。
商品説明のポイント
商品説明は、細かく書いてあるほど安心感があります。出品者の人間性が見える部分だと思いますので、できるだけ丁寧に書いてください。
良識のある人と思われるよう、商品説明の文章には気を遣いましょう。誤字脱字が多いと、それだけで取引を見送られてしまいます。
送料設定はどうする?
送料負担の設定については、送料込(出品者負担)のほうが売れやすいです。
配送方法は、とりあえず未定にしておいてかまいません。
コメントが来た!
購入を希望する方から、出品ページに問い合わせが入る場合がありますので、誠実に応じてください。サイズに関する問い合わせから、値下げの問い合わせなどなどです。
気張る必要はないので、メールする感覚で、回答してください。ただし、誠実に。商品がいくら良くても、非常識な出品者からは購入したくありませんので!
購入申請が来たor購入された!
アプリによって、「申請」が来る場合と、「申請」なしで即「購入」になる仕様と、それぞれです。
誰かが購入してくれたら、必ず取引メッセージを送り、お礼と発送方法や発送予定日を相手にお伝えしましょう。こうすることで、購入者も安心します。
発送する
どんな発送方法が良いかは、重さや大きさによって異なりますので、詳しくは配送会社やアプリ上の案内(親切に書かれています)をご覧の上、決めてみてくださいね。
発送方法が決まりましたら、梱包作業に入ります。
梱包の仕方によっても重量に差が出るので、重い箱や分厚い紙袋は使わないほうが良いです。できるだけ軽いビニル製の袋や、薄い茶封筒を使ったほうがコストが安くすみます。
私は家のキッチンスケールで重さを測りながら、梱包方法を選んでいます。
相手に届いたら、取引完了
発送が完了したら、相手に「発送しました」旨のメッセージと共に発送通知をする。あとは相手方に届くのを待つだけです。
相手が受け取ったら、相手が「受け取り評価」というものをしてくれるので、その後にこちら側は「取引評価」をします。お互いの評価がすんだらお取り引き終了です。
ここで初めて、あなたに売上金が入ります。メルカリやフリルでは、「ポイント」として入り、こちらを現金に換金することも可能です。
買い方編
中古でいいからちょっとお安く買いたいなぁって思ったり、店頭では売り切れてしまったものがどうしても欲しい!という場合も、探してみてください。人気のものはけっこうあったりします。
検索してみる
欲しい商品が決まっている場合、フリーワードで検索します。ネット検索と同じやり方ですね。
また、カテゴリやブランドからの検索も可能ですので、いろいろ検索をしてみてください。新しい商品はどんどんタイムラインに更新されていくので、ウィンドウショッピングを楽しむこともできます。
私は特に欲しいものがなくても、適当に見ていて新発見をし、即買いなんてこともたまにしちゃいます!
いいね してみる
気になる商品があったら、とりあえず「いいね」ボタンを押しておきます。そうすると、出品者にも「気になってる」ということが伝わるほか、自分でもあとで見直すことができるので便利。比較検討したい場合もとりあえずいいねをしておきます。
ただ、人によってはいいねを嫌う場合もあるようです。「購入意思のないいいねはやめてください」と明記している方も見かけます。私は気にしないでいいねをしちゃいますが。笑
コメントしてみる
購入前に質問したいこともあると思います。そんな時は、気軽にコメント欄に書き込んでみてください。相手から返答があります。そうしたら、礼儀として、必ずコメントを返してくださいね。
気軽にコメントしてOKと言っても、相手のことを考えた質問にしましょう。
購入してみる
欲しいアイテムが見つかったら、購入ボタンをぽちっとします。
購入は、クレカ払いやポイント払いが便利ですが、ない場合はコンビニ決済をしましょう。クレカやコンビニ決済は手数料がかかるアプリがほとんど。クレカのほうが手数料は安かったはず。
無事購入できたら、取引メッセ―じにて相手に一言伝えましょう。「どうぞよろしくお願いいたします。楽しみにお待ちしております」等々。
商品を待つ
相手が発送してくれるまで大人しく待ちましょう。商品が発送されると、あなたに発送通知がされます。
発送方法によって到着までの時間は変わってきますが、最短で翌日、遅くとも3日後には届くと思います。
商品を受け取ったら評価して完了
受け取りましたら、中身を確認し、できるだけ早く「受け取り通知」をしてください。受け取って数日後に受け取り評価をするのは失礼ですし、相手に不信感を持たれる原因にもなります。
出品者は、「無事届くかな…」という不安があります。特に郵送だと、問い合わせ番号もないので、荷物の所在を確認する手段がありません。郵便事故もまれにありますし。
なので、受け取ったら早く評価にて連絡してあげましょう。こちらが受け取り評価をしたら、相手も取引評価をしてくれます。
これで無事、お取り引き終了です!
フリマアプリのよくある疑問!
使っていて、色々と悩みが出てくるとおもいます。自分の経験から、売買のヒントをお伝えしますね。取引マナーにも関わってくるので、よくよく読んでいただければと思います。
どんなものを出品していいの?
まず、売れるものについて。意外なものでも売れるんです。
こんな物も売れる?!
「こんなもの売れるわけない…」自分にとってはゴミでも、欲しい人って結構いる!
私なんてね、使いかけのマスカラ売ったことあります。使わずに残っていたのですが…格安で出品したら、あっという間に売れてしまいました!びっくりしました!
私だったら、人の使った化粧品は買いたくないんだけど…気にしない方も多い。自分の価値観と他人の価値観は違う。これ、大前提です。定価より安ければ買ってくれるのです。
日用品の需要は高い
私の経験として、洋服よりも日用品のほうが売れる。日用品は「今欲しい」と思って検索しているから、すぐに売れちゃうんですよね。いわば、衣類はぜいたく品、日用品は必需品。それが安く出品されているなら即買いです。
電化製品も売れやすい
電化製品もよく売れるかなと思います。特にネット関係。私は、無線ルーターやモバイルwi-fiを出品しましたが、すぐに売れました。
本やゲームソフトなんかも、ある程度需要のある商品であれば、古本屋に持っていくよりよっぽど高値で売れます。もちろん購入価格の設定は、古本屋より安い設定で。
汚れたものはNG
いくらいらないからと言っても、ひどく汚れたものや壊れたものは絶対に出品しないでください。よっぽどプレミアのついたもの以外は、「ただのゴミ」です。
基本的に、「自分はもう使わないけれど、まだまだ使えるもの」を出品してください。
売る時の疑問・注意点
自分が出品者側として利用するときに、これってどうなのかな?という疑問にお答えします。
ネットからの引用画像は使っていい?
参考画像としてネットから写真を引用する人も多いですが、かならず一枚目の写真は実物にしてください。引用画像は、運営により削除されることがあります(規約違反による)。
また、単純に、ネットからの引用画像は著作権侵害です。
写真は加工してもいい?
過度な加工はNGです。実際のお色に近くなるよう、明るさを調整してみてください。また、傷や汚れがある場合も、必ず写真に収めてください。こちらも、伝えずにお取り引きした場合、クレームがつきます。
もっと画像を掲載するには?
1つの商品について、色々な角度のお写真や細部を知っていただきたいので、そうすると4枚じゃ伝えきれません。
そこで、私はよく、写真をコラージュできるアプリを使って、写真3~4枚分を一つにまとめています。こうすることで、最大16枚分の画像データを掲載することができます。
ほとんど使ってなければ「未使用」と書いてもいい?
私は、1度のみの使用・着用だとしても、「未使用に近い」は選択しません。「未使用に近い」は、試着のみの商品だったり、買った当時のまま保存していた場合などです。あくまで私の基準ですが。
この「商品の状態」も、購入側の判断基準となるので、ついつい買ってもらいやすいように書きたくなるのが心理。でも、ウソはいけません!クレームの原因に。
「目立った傷汚れなし」となっていても、届いた商品が毛玉だらけだったり、シミがついてたりすると結構ショックです。また、「未使用に近い」と表記されているのに、届いたものは明らかに洗濯縮みがあって着れないものだったり…(経験済み)
高く売りたい!値付けはどうしたら?
すでに出品されている同アイテム・ブランドを基準にしていきます。初めは少し高めの設定でも良いかもしれません。「少し」がポイントです。
高すぎると、それだけでスルーされる可能性大です。「買いたい値段だけど、ちょっと高いかな」と思わせるくらいがちょうど良いと思います。購入希望者は高い確率で値切ってくるので、少々高めに設定しておいて良いです。
値切る方は、欲しいけれども少しでも安く、という感覚があります。欲しければ、提示された価格でも購入するのですが、ここで「少しでも安く買いたい」という気持ちから、一応値切るコメントを入れたりします。私もよくします。
梱包の仕方がわからない……
どの商品にしても、必ず内袋に入れてから外装で包んでください。
例えば、お洋服を送る場合ですが、そのまま紙袋にぽいと入れると印象が悪いです。雨が降ったら中身がぬれてしまう可能性大。お買い物の際に入れてもらうようなショップ袋などを利用してもかまいませんが、私の場合、内袋は100均などで売っている透明のラッピング袋orジッパー付の透明袋にして、外袋を茶封筒やショップの袋をリサイクルして使っています。
また、香水などの割れ物、精密機器などはできるだけ丁寧に梱包。プチプチ等の緩衝材に包んで厳重に発送します。
ジッパー付の袋はとても役に立ちます。中の空気を抜けるため、厚さが問題になるクリックポストなどの発送で威力を発揮します。
厚みオーバーが心配…
クリックポストなど便利な配送方法がありますが、〇cm以内、という基準があります。これを自分でチェックする方法があります。
このようなものを一つ持っておくと、封筒の厚みを確認できるので、厚さオーバーで返送される心配なしです。
取引評価は、どれを付けたらいい?
初めての方が勘違いすることが多いのですが、問題のない取引ならば「良い」と評価するのが通常です。「良い」「ふつう」「悪い」の3種類がありますが、何か難点があった場合に「ふつう」や「悪い」の評価をします。とんでもなくひどい対応や商品詐欺の場合は、「悪い」評価をするとともに、内容によっては運営に相談するのもアリです(偽ブランドを買わされたなど)。
私は、めったに「ふつう」の評価はしませんが、出品側としてそういう評価をさせていただく時は、取引がスムーズに行えなかった場合や不安のある取引だった場合です。連絡が取れないとかね。
買う側としての疑問・注意点
質問したいけど、どんなことに注意したら?
だらだらとしたやりとりはせず、気になることを短く質問するのがポイントです。答えてもらったら、きちんとお礼を言い、購入するのか検討するのか伝えましょう。
出品者側からして、返信がないのが一番嫌ですね。質問するだけしといて。。。。って結構腹立たしいです。中には「着画お願いします」というのでわざわざ着替えて部屋をきれいにして写したのに。お礼すらない!って時はもう嫌ですね。数週間後に購入意思を示されても、逆にお取り引きしたくないです。
たかがコメントでも、そこは人と人のコミュニケーションです。互いに気持ちよくお取り引きできるように(たとえ購入しなかったとしても)、コメントに気を使いましょう。
値下げしてほしい時は?
唐突に値下げを求めるのも注意です。不躾に「値下げできますか?」等、あまり良い気はしません。言葉使いに気を付けながら意思を伝えていきましょう。
値下げをして欲しいときは、次のように伝えると良いです。
こんな質問は困る?
商品について、購入前に質問をするのは全然良いのですが、自分で判断すべきことまで質問しても、出品者は困ってしまいます。
例えば、わたしはこんな質問をされたことも。
相手「平置きのウェスト、ヒップ周りの寸法を教えてください」
わたし「お問い合わせありがとうございます。素人採寸ですが、平置きでウェスト〇cm、ヒップ〇cmでした。どうぞよろしくお願いいたします」
相手「出品者様の体型はどんな感じですか?」
わたし「ふだんSサイズ着用、身長155センチです」
相手「私は160センチで、ふだんMサイズを着ているのですが入りますか?」
知らんがな。と言いたくなります。情報から自分で判断してほしい。知らないよ、本当に。あなたに入るかどうかなんて…
こういうやりとりたまにあるんですよね。質問に時間と手間を取らせておきながら、おまけに値段交渉して、最後に「検討します」で終わる場合とか…もう嫌になります。しかも1000円以下の商品で。
購入する前にコメントはしたほうがいい?
コメントあったほうが気持ちがいいのは確かです。「購入させていただいてもよろしいですか?」など。
ただ、規約上こういうルールはないので、そのまま無言で購入してもかまわない。購入後に取引メッセージにて挨拶をすれば十分です。
購入前にコメント入れ、相手の返信を待っている間に他の方に買われてしまうこともあります。出品されてすぐに「いいね」が多数ついている場合は争奪戦が予想されますのでコメントなんて気にしてないで、申請するなりお金払ってしまうなりして良いと思います。
出品者によっては「購入前に一度コメントください」とプロフィールに明記してる方もいらっしゃるので、できるだけ相手に合わせたほうが無難ではあります。
早く発送してもらいたい
発送期限内なのに催促するのはやめましょうね。また、購入後に「いついつまでに発送してください」と言ったり、他に注文つけたりするのは失礼です。
発送について要望がある場合は、必ず購入前に、相手に可能かどうか聞いておくのがマナーです。
トラブル…どう対処したら?
残念ながら、フリマアプリにトラブルはつきものです。対処方法について、以下の記事にまとめますので困ったらご覧ください。トラブルに遭わないための注意点も書いています。
マナーを守って楽しいフリマライフを
フリマって、オークションのように値段が上がっていくわけではないし、すぐに取り引きに入れるので、私はオークションより好きです。
コメントのやりとりも簡単にできるので、安心感があります。オークションは、よっぽどのことがないと、入札の時点で問い合わせはしません、私は。
値段交渉も自由なので、常識の範囲内でお値下げをお願いすることもできます。応じるかどうかは相手次第ですが。
ウィンドウショッピングも楽しいので、毎日見るのが日課になっています!
▶メルカリ
みなさんも、ぜひぜひ楽しいフリマライフを送ってくださいね。